2011年07月26日

OSX Lion さらにさらに : Spotlight が素晴らしい

 OSX Lion を数日つかっている。すこぶる快調。使い方にもだいぶ慣れてきて、もはや Snow Leopard には戻れない身体になりつつある。特に、Spotlight、Mission Control が素晴らしいと思う。
 気がついた点を、追加しておこう。

iTunes 10.4

 バージョンアップの通知がきたので、素直にバージョンアップする。
  • フルスクリーン対応になった
  • 64bit cocoa アプリになった
 と、いうことらしい。
 と、同時に iOSも 4.3.4 へとバージョンアップ。

 今後、Lion に対応したバージョンアップが続くのだろうと思うと、わくわくする。


iOS 4.3.4
 iTunesバージョンアップのあとすぐ、iOSのバージョンアップも通知された。更新内容を調べてみると、PDF表示のセキュリティ対策だけの更新らしい。
 で、このセキュリティホールは現在の jailbreak に利用されているらしいので、更新すると jailbreak できなくなる。しかし既に対応すみの jailbreak もリリースされているというから、その対応の速さに驚きだ。
 ある記事によると、jailbreak を開発しているハッカーたちは、iOS のセキュリティホールをたくさん在庫しているらしい。なんか、すごいな。
 jailbreak を必要とする魅力的なアプリがたくさんあるのは確かだが、いろいろ面倒そうなので、うちでは手を出さないことにしている。


Spotlight

Spotlight

 検索結果にカーソルを合わせると、クイックルックが表示されるようになりました。これは結構便利です。
 ファイルのフルパスまで表示してくれると、さらにいいと思います。同名ファイルがずらっと並んだときに、どれが目的のファイルか判断に困ることがあるので。
 あと、検索が劇的に早くなったように思います。Snow Leopard のころは、検索が遅すぎて使う気にならなかったのだけど、Web で見かける機能解説とかでの評判とあまりに乖離していたので、もしかしたら、うちだけの何か特殊な現象だったのかもしれないな、とも思います。ともあれ、使う気になる程度には早くなってうれしい。
 Windows には everything という神業的に高速なファイル検索ツールがあって、すべてのPCに必ず入れている。これはファイル名検索だけだけど、その正確さ、高速さは、感動的で、似たようなものが Mac にもないか、と散々さがしているものの、いまだに見つからない。
 Lion になって Spotlight が使いやすくなったのは、そういう意味でもとても嬉しいことです。
 ファイルの内容まで検索して、この速度は十分神がかっていると思う。
 正確さについては、しばらく使い込んでみないとまだよくわからない。


Spotlight の使い方いろいろ
 これまで、その遅さを理由にほとんど使ってなかった spolight ですが、Lion になって驚くほど速くなり十分実用的になりました。先に書いたように、それが Lion になったせいなのか、うちの Snow Leopard だけが異常に遅かったのかは、判然としませんが……。
 とまれ、使いたいと思えるようになったのでいろいろ使ってみているところです。
 メニューバーの Spotlight もいいのだけど、Finder から呼び出す Spotlight がかなりいい感じなので、そちらを中心に使い方をメモ。
 Finder からの検索の場合、現在開いているフォルダ以下が検索対象になります。(これがまた、地味に便利な更新ですね)


キーワード検索
 キーワードを入力すると、インクリメンタルに結果が表示されます。正確さはまだわからないけど、その速さは驚くほどです。
 この速さからみて、おそらく全文検索ではなく、インデクス検索だと思うのだけど、どうでしょうね。

Spotlight_index


ファイル名検索
 名前を入力すると、メニューが開くので、そのなかの「ファイル名が***を含む」を選択します。

Spotlight_file


ファイル拡張子検索
 入力したキーワードが登録された拡張子の場合、メニューに「種類」が増えるので、目的のファイル種類を選択します。
 登録されていない拡張子で検索したい場合は 条件を追加して、「ファイル種類」「その他」で、ファイル種類の欄に記入すれば検索できます。検索できるのは、Finder の種類欄に表示される文字列です。または、".hoge" のように、"."(dot) から始まるキーワードでも、だいたい絞り込めます。

Spotlight_ext



ダウンロード元での検索
 ダウンロードしたホスト名での検索。キーワードが履歴とマッチしたとき、「ダウンロード元:」という項目がメニューに増えます。
 なぜか、表示は「差出人」となっています。

Spotlight_download


その他
 その他にも、検索オプションを追加して組み合わせたりできます。spotlight のすぐ下に表示されている検索バーの右端の (+) をクリックすると、条件を追加できます。

Spotlight_option


 そのほかにも、なんと、Time Machine でも、内容検索できるようになっていました。従来はファイル名検索のみでしたね。

Spotlight_timemachine

 正規表現が使えるようになると、さらに便利になると思うけど、多分そんな技術者向け機能は実装されないのかも……。




長くなったので、Mission Control については、またいずれ。


posted by tekniq at 10:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類