2011年07月22日

OSX Lion さらに使ってみる

OSX Lion さらに使ってみて

再起動時に、以前開いていたアプリが起動される
 再起動のときに表示されるダイアログに「再ログイン時にウィンドウを再度開く」という項目が追加されている。

Reboot

 ここにチェックを入れておくと、前回終了した時点のウィンドウ状態のまま再開できる。
 レジュームとは違い、保存していないデータまでは復元されないので注意。
 PhotoShop で試してみると、スプラッシュ画面も出ず、ログイン時にちゃんと起動していた。これはいったい、どういう仕組みなのだろう?


アプリ起動時に、最後に開いたものが自動的に開かれる
 上記の機能に関係するのかもしれない。
 PhotoShop を起動すると、自動的に最後に開いていたものが開かれるようになった。
 他のアプリでも試してみようとしたが、ほとんどのものが、もともと最後に開いていたものを開くようになっているので、確認できず。

 ※ 追記 (2011,11,23)
 システム環境設定の一般に、設定があった。

Panel

 「アプリケーションを終了して再度開くときにウィンドウを復元」にチェックを入れると、そうなるみたい。この設定は、使い方の好みによるとおもう。
 ちなみに自作アプリで試してみたが、復元されないウィンドウがあった。アプリ側でも何か対応しないといけないようだ。


Evernoteのアップデートが何度も通知される
 これは Lion とは関係ないかもしれないが、Evernote のアップデートを何度やっても、また通知される。
 だから、今も(1)のバッヂが表示されたままで、なんだか落ち着かない。


NTFSの書き込みできない
 Snow Leopard では fstab や mount_ntfs の修正で、NTFSへの書き込みができていたのだが、Lion になってからどちらの方法でも書き込み可能にならなくなったようだ。
 以前の記事にも書いたように、Windows7 の新しいNTFSへの対応に期待していたのだが、書き込みできなくするという対応になったのか。
 あるいは、今後のバージョンアップでサポートされるのかもしれないが、あまり期待できないのかもしれない。
 もっとも、うちでは Snow Leopard のころから NTFSへの書き込みは安定しておらず、使えるようになったらいいな、と思っていた程度なので、今後の動向を見守りたい。


オートセーブとバージョンズ
 この機能をすごく楽しみにしていたのだが、どのアプリでどのように対応されているのか、わからない。
 おそらく、オートセーブに対応しているアプリだけの機能なのだと思うのだが、どのアプリが対応しているのだろうか?
 今のところ、テキストエディット、プレビュー、Automator が対応しているらしいが、どれもあまり使っていないので、実感しにくい。今後たくさんのアプリが対応してくるだろうから、楽しみにしていよう。


Time Machine の Local Snapshot 機能
 Time Machine に接続していないモバイル環境でも、Time Machine を動作させられるらしい。
 試しに、Time Machine 用の HDD をマウント解除して、「今すぐバックアップを作成」してみたが、エラーになってしまって、動作しなかった。

Timemachinepanel

 Time Machne に入ってみると、過去20時間分くらいのバックアップを見ることができた。Lion をインストールしてからのものが見えるようになっていると思われる。
 Time Machine環境設定には
Time Machine では、空き領域があればローカルのスナップショットが保存され、次のものが保存されます :
  • 過去 24 時間の 1 時間ごとのバックアップ
  • 過去 1 ヶ月の 1 日ごとのバックアップ
  • 過去のすべての月の 1 週間ごとのバックアップ
ディスクが一杯になった場合、一番古いバックアップは削除されます。
 ということらしい。
 先のテストでエラーにはなったが、バックアップはローカルに作成されているようだ。試しにHDDをはずしたまま数時間作業してみたが、Time Machine には1時間ごとのバックアップが記録されていた。
 Time Machine のステートは「遅延」になっているが、これは「正規の Time Machineにはまだ統合できていない」という程度の意味と思われる。
 モバイル環境での作業もちゃんとバックアップされるのは、大変ありがたい。見た目にはあまり変化の見えない機能だが、かなり大きな進歩だと思う。
 ところで、Time Machine 画面にはいると、右端の時系列のインジケータが、赤いものと白いものがあるが、白いものがローカルスナップショットなのだろうか。




posted by tekniq at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | Mac

OSX Lion 使い始めてみて

OSX Lion を使ってみて

インストールも無事完了し、初回起動で気がついた点を順不同に書いてみました。

マルチユーザーでのユーザー切り替え
 ログインして最初に、右上の Spotlight アイコンの隣に ログインユーザー名が表示されていることに気がついた。クリックしてみると、ユーザーリストがでてきて、ここからログインできるようになっている。
 ログアウトすることなく、ユーザーを切り替えられるようだ。ログインが完了すると画面が3D回転して切り替わる。
ほぼ使うことはないと思うが、少し楽しい感じでうれしい。


Launchpad
 LaunchPadは、iOS風のアプリケーションランチャーで、思っていたより使いやすい感じがする。
 うちでは、アプリケーションフォルダを整理するために、カテゴリごとにフォルダをつくって、ショートカットを置いているのだけど、それも一緒に表示されるため、同じアプリケーションが2個づつ表示されてしまう。
LaunchPadを使うなら、整理方法を変えなくてはいけない。iOSと同じようにフォルダを作れるので、LaunchPad前提で整理しなおそうと思う。


Mission Control
 従来の Spaces と Expose を合わせたような機能で、これも使いやすい感じ。というより、これは素晴らしいと感じた。
 システム環境設定パネルから Spaces 項目がなくなったが、作業スペースの追加削除は、Mission Control 画面でできるようになっている。
 上部に表示される デスクトップ一覧の右余白にカーソルを合わせると、画面右上に「+」が出てくるので、これをクリックするとデスクトップが追加される。また、各デスクトップにカーソルをあわせると、左上に閉じるボタンが出るので、これをクリックすると削除できる。

従来あった、アプリごとの起動作業スペースの指定はなくなったのか、見つけられなかった。しかし、全画面アプリは専用のデスクトップとして扱われるため、全画面系アプリごとに作業スペースを割り当てる方針で使っていた自分としては、むしろ使いやすくなったと感じる。
Dockからアクセスできるオプションメニューに「割り当て」が追加されていて、「すべてのデスクトップ」「このデスクトップ」「なし」が選択できるようになっている。
これで、従来どおりアプリを任意の作業スペースに割り当てることができる。


フルスクリーン アプリ
 フルスクリーンに対応しているアプリは、右上にフルスクリーン切り替えのアイコンがあるので、これをクリックするとフルスクリーンとなり、別デスクトップ扱いになる。
 従来、作業スペースは フルスクリーンで使うアプリ (Xcode, PhotoShop, VirtualBox 等) のために割り当てていたので、今後はわざわざ作業スペースを定義する必要はないのかもしれない。
 フルスクリーンに対応していないが、画面全体で使いたいアプリ(Photo Shop等) は、従来どおり作業スペースを使うことになる。
しばらく使ってみて感じをつかんでみよう。


デスクトップ壁紙
 iPhoto の写真をランダムに表示するように設定したいのだが、うまくできない。特定の写真を設定することはできるのに、フォルダを指定すると、デフォルトの壁紙(宇宙)になってしまう。
 なぜかは分からないが、Mission Control で「デスクトップ」を一度削除してから追加しなおすと、正しく設定されるようだ。
 何度かフォルダを切り替えて試してみたが、切り替えるたびに一度デスクトップを削除&追加すればいいようだ。なんだかよくわからない動作を示すこともあったが、この手順でいまのところ、正しく設定できている。
 フォルダ指定でランダム表示にしておくと、複数のデスクトップを使っている場合、それぞれ違う壁紙になるのは、少しうれしい進化だね。


ジェスチャでのスクロールの向き
 従来とは逆になった。トラックパッドで使ったり、画面タッチ(できるのならば)であれば違和感ないが、マジックマウスではどうにも慣れない。
 画面を「掴んで」いる気がしないのだ。システム環境設定で変更できるが、しばらく使えば慣れるかもしれないので、敢えて設定は変えないでおこう。


ウィンドウのサイズ変更は、ウィンドウすべての頂点、辺で可能に
 地味に便利になったと思う。


Finder から svnクライアント SCPlugin がなくなった
 これは、Finderが新しくなったので仕方ないかもしれない。
 アプリケーションにインストールおいた"SCToolbarButton"をFinderに登録しなおせば問題なさそう。
 これ以外にも、登録してあったスクリプトがいくつか "?" に変わっていた。登録しなおす。
 ちゃんと残っているものもあり、どういう条件で残ったり消えたりするのかは不明。


Xcode 4 は Lion用をダウンロード
 Xcode4 が起動できなかった。これはかなり致命的。
 10.6 が必要。10.7で動かすなら、10.7用のバイナリを取得せよ。と言われた。
 しかし、調べてみると、Lion対応の Xcode4.1が AppStore で無料公開されていた。これをダウンロードしてインストールすると、無事起動して、ほっと一安心。


その他、起動を確認したもの
 起動を確認したのみで、動作までは確認していないので、あしからず。
  • Adobe Photo Shop CS4
  • Open Office
  • Dropbox
  • Virtual Box
  • Logic Pro 9 (起動時に AudioUnitのスキャン)
  • MainStage 2
  • emacs-23.2.1
  • MidiKeys
  • Evernote
  • CyberDuck
  • musescore
  • iZotope Music & Speech Cleaner
  • doxygen
以上、ざっと眺めて気がついたもろもろ、でした。
これから使い込んでいくと、いろいろ気がつくことや、感動や、不満や、たくさん出てくることでしょう。


posted by tekniq at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Mac

OSX Lion インストールする前に!!

OSX Lion 発売

 Apple から OSX Lion が発売された。

Lion_installer

 App Store からのダウンロード販売で、2600円。
 しかも、所有するMac何台でもインストールしてよい、とのこと。
 これは、いろいろと画期的な試みだね。

 で、さっそくダウンロードしてインストール。
 と、いきたいところだが、その前に必ずやっておきたいことがある。
 なにせ、システムの入れ替えという大事件なのだから、万全の体制で臨もう。

バックアップ

Timemachine

 期待の新OSで、すぐにでも使いたい気持ちをぐっとこらえて、現状のバックアップをしっかりとっておこう。
 新OSが、必ずしも気に入るとは限らないし、重要なアプリが動作しないかもしれない。そもそも、インストールに失敗してにっちもさっちも行かなくなる可能性だってある。
 バックアップといっても、Time Machine を利用しているなら 「今すぐバックアップを作成」を実行するだけでいい。おそらく1〜2分で完了することだろう。
 Time Machine を使っていない人は、なにか別の方法でバックアップをとることになるが、この機会に Time Machine を使ってみることをおすすめする。

リカバリメディアをつくろう

 ダウンロード販売で物理メディアがないので、当然リカバリ用のディスクもないわけで、これは何かと不安である。
 いろいろ調べてみると、ダウンロードしたインストーラのなかに、インストーラのディスクイメージがあることがわかった。
 これを DVD に焼けば、リカバリメディア完成だ。
 手順は以下のとおり。
  • ダウンロードしたインストーラの「パッケージの内容を表示」して、 Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg を、適当なフォルダへコピーする。(インストーラは アプリケーションフォルダにダウンロードされますが、インストール完了後削除されます)
  • ディスクユーティリティなどで、このイメージからディスクを作成する
 これで、リカバリディスク完成だ。

 ※なお、インストーラは、インストールすると削除されるため、インストール前にリカバリディスクを作っておきましょう。

 しかし、万一作り忘れたとしても、これ以外にも、リカバリの方法は用意されているらしいので、安心。
  • 起動時に Command+R を押すと、OSX システムユーティリティが起動して、従来のリカバリと同等の作業が可能。
  • 未初期化HDDで起動すると、インターネットリカバリモードで起動するので、Appleのサーバーから Lion のリカバリイメージを取得する。
    これ、意味はわかるが、Lionの所有権の確認とか、ネット接続をどうするのか、とか、よくわからない。

どんなOSか確認しておこう

App_store

 すでにAppleサイトとかで、事前情報はしっかり確認しているものと思うが、せっかくなので、AppStore でのレビューも確認しておこう。
 ただ、発売間もないので、無条件に信頼をよせるコメントや、脊椎反射的に拒絶を表明するコメントも多い。そういうバイアスがかかっていることを十分理解したうえで、さらっと眺めてみる。
 興味があるのは「不満」なレビューで、多かった意見は
  • トラックパッドでのスクロールの方向が変わった
  • Rossetta がなくなった (PowerPCアプリが動かせない)
  • 動かなくなったアプリがある
 といった感じか。まだ間もないのであまり深い情報はないようだ。どれも想定内なので、気にせずに進もう。


App_store_review

 悪い評価については、「◯◯がなくなったのは許せない」とか「◯◯が変わってしまった」というものが多い。 いいと思うか悪いと思うかは、それぞれの評価であるし、気に入らないことを気に入らないと発言することは悪くないと思う。 たまに、すごく感情的で短絡的な発言があるのは面白いと思う。
 変わったことを受け入れられないのなら、なぜ新OSをインストールしたのか素朴に疑問だ。



いよいよインストール

Lion_reboot

 さて、これらの準備が終わったらインストールしてみよう。
 インストーラの指示にしたがってすすめると、3〜40分でインストールは完了する。
 最初の起動で、10.7用のJavaをインストールするか、と問われるので、インストールしておいた。

Java_install


 Snow Leopardから丸二年。待ちに待ったメジャーバージョンアップ。
 今後、無数のTipsや、アイデアが発見されることだろう。
 次回、初回起動での情報をいくつか書いてみたい。


posted by tekniq at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | Mac