2011年07月26日

OSX Lion - Mission Control が素晴らしい

Mc

 従来の Expose や Spaces が、アドオン機能な感じだったのに対し、Mission Control は完全に OSの一部となった感がある。
 これほど、違和感なくスムーズに使える仮想デスクトップは初体験だ。これだけのために、OSX Lion にする価値がある、と思えるほどだと感じている。


Mission Control

 従来の Expose と Spaces が統合された機能、Mission Control は、単に統合されたというにとどまらず、素晴らしい進化をとげた。デスクトップの切り替えにはまったくストレスがなく、フルスクリーンアプリの使い勝手も含めて、とても直感的で使いやすい機能になっている。
 これに慣れると、もはや他の環境がとても陳腐に見えてしまう。というのも、言い過ぎではない。
 どれほど素晴らしいものかは、なかなか伝えられないので、是非体験してほしいと思う。
 ここでは、基本的な使い方をメモしておく。


デスクトップの追加・削除
 Mission Control を開くと、上部に仮想デスクトップとフルスクリーンアプリが並ぶ。
 このとき、各デスクトップにカーソルを合わせると、そのデスクトップに閉じるボタンが表れるので、これをクリックすることでデスクトップを削除できる。そのときそのデスクトップに開いていたアプリは、他のデスクトップへ移動される。
 画面右上のほう、デスクトップ並びの隣くらいへカーソルを合わせると、「+」ボタンが表れるので、これをクリックするとデスクトップが追加される。
 また、カーソル位置に関わらず、Option キーを押すと、各デスクトップに閉じるボタンと、追加用の「+」ボタンが表れる。

Mc_option_2



スワイプで表示デスクトップの切り替え
 タッチパネルで4本指で左右スワイプ、またはマジックマウスで2本指で左右スワイプすると、デスクトップを切り替えられる。画面中央では、各ウィンドウが見やすい形に並べられていて選択しやすい。
 なお、スワイプは環境設定による。

Mc_change



ウィンドウの移動
 Mission Control 上で 各ウィンドウは ドラッグによって好きなデスクトップへ移動できる。
 このとき、Shift を押しながら操作すると、移動のアニメーションがスローモーションになるのだけど、これが何の役にたつのか、よくわからない……。


アプリケーションにフォーカス
 ウィンドウにカーソルを合わせて、トラックパッドで2本指で上へスワイプすると、そのアプリケーションにフォーカスされて、開いているウィンドウが広がり、拡大表示される。
 下へスワイプすると、元にもどる。

Mc_app



並び替え

Mc_panel

 仮想デスクトップを自由に並び替えることはできないようで、どうやってもやり方がわからない。
 環境設定で、並びを固定するか、使用状況に応じて自動的に並び替えるかを選択できる。
 自動の並び替えは、結構よく出来ていて、よく使うものが少ないアクションで表示できるようになるが、たまに位置を見失うことがある。


 細部で、まだ工夫できそうな点もあるが、とてもよく考えられていて、「使いやすい」という感じすら感じないくらい自然な存在となっている。
 大絶賛してしまったけど、それほど素晴らしいものだと思いました。



posted by tekniq at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類